2025.09.17

教えて水博士! #52
「アルカリイオン水」って
何がいいの?

illustration / Ayako Kubo
edit & text / Akio Mitomi

Q. 「アルカリイオン水」って何がいいの?

A. アルカリイオン水は、水道水を電気分解して生成するpH9〜10の弱アルカリ性電解水で、胃腸症状の改善に効果があることが厚生労働省に認められている飲用水です。慢性下痢や便秘、消化不良、胃酸過多などに対する医療効果が認められており、生成にはアルカリイオン整水器(家庭用電解水生成器)を使用します。飲み始めはpH8.5程度のアルカリイオン水をコップ1~2杯から始め、慣れてきたら1日500ml〜1Lを目安に飲むことが適量と言われています。ただし胃酸の働きを弱め体調を崩す恐れがあるため、飲み過ぎには注意が必要です。飲用以外にも煮込みやパスタ料理など水を使う調理にも活用でき、食材の旨味を引き立てたり食感を良くする効果も期待できます。

Q. 古米もおいしく炊けますか?

古く硬くなった古米も、吸収性が高いアルカリイオン水で炊くと、水分を多く吸ってデンプンが糊化します。すると噛んだときに柔らかい粘りが増し、さらに唾液で分解されたデンプンが甘みを引き出すため、ご飯本来の美味しさが際立ちます*。備蓄米のおいしい炊き方についてもご紹介しているので、ぜひチェックしてください。

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参考記事

ビルトイン型アルカリイオン整水器AL800
選べる水質モードについて

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みずはかせ

1997年より三菱ケミカル愛知研究所でクリンスイ製品の開発・評価・研究開発に携わる。フォークリフト運転免許と華道正教授の免許を持つ。

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