
中空糸膜について
1970年代に水や血液のろ過用繊維を開発していた三菱レイヨン(現・三菱ケミカル)の工場で、ポリプロピレンの白化現象が発生。研究所で顕微鏡観察したところ、ストロー状の中空糸の壁面に無数の孔が空いていたことに着目、試作を繰り返した結果ポリプロピレンの「中空糸膜フィルター」開発に成功。排水処理や医療などの分野で採用が進み、1978年には人工肺装置にも世界で初めて採用されました。
STORY 1
クリンスイは、人のいちばん近くで、暮らしの中の水をきれいにします。最良の技術と行動によって、生き生きとした水の力を引き出し、世界の人々に継続的にお届けします。
独自の「中空糸膜フィルター」を採用して、雑菌や微粒子までしっかり除去、またキッチンから浴室まで幅広く対応する家庭用の製品からレストランなどの業務用まで、水にまつわるさまざまな技術やサービスを提供しています。
STORY 2
活性炭による浄水が一般的だった1984年、私たちは世界で初めて「中空糸膜フィルター」を採用した家庭用浄水器・クリンスイを発売しました。現在では浄水器にとどまらない水のブランドとして、さまざまな水にまつわる製品やサービスなど社会に役立つ事業を行い、50か国以上で利用されているグローバルブランドとして成長を続けています。
STORY 3
水道水がそのまま飲める国は日本を含め世界でわずか10数か国と言われています。私たちは日本の水を扱う企業として日本の和食文化を通じた世界への発信・ライフスタイルとの調和、長く使える製品デザインの開発、SDGsを推進する外部の取り組みとのコラボレーションなどを通じて、地球全体のサステイナビリティを考慮した活動を展開しています。クリンスイを利用するお客様と共に社会に貢献できるように。
STORY 4
日本の水道水は、ミネラル分が豊富でしかもペットボトルのミネラルウォーターよりも水質基準が厳しいことをご存じですか? クリンスイはこの事実を踏まえ、2009年から「水道水を飲もう!」と呼びかけてきました。蛇口からそのままコップに注いでも飲める日本の水。それをクリンスイの製品に通すと「もっとおいしく、安全な水」に。しかも使い捨てペットボトルの水に比べて、温室効果ガスの排出を9割以上※削減できます。
※東京都市大学井坪研究室との共同研究成果より。
ABOUT
1970年代に水や血液のろ過用繊維を開発していた三菱レイヨン(現・三菱ケミカル)の工場で、ポリプロピレンの白化現象が発生。研究所で顕微鏡観察したところ、ストロー状の中空糸の壁面に無数の孔が空いていたことに着目、試作を繰り返した結果ポリプロピレンの「中空糸膜フィルター」開発に成功。排水処理や医療などの分野で採用が進み、1978年には人工肺装置にも世界で初めて採用されました。
1983年、当時の三菱レイヨン社長が出張先のメキシコで水にあたったことをきっかけに、「中空糸膜フィルター」が搭載された携帯型清水器「真清水(ましみず)」が開発され、家庭用浄水器への道が開かれました。翌84年には家庭用据置型清水装置「クリンスイS」と「クリンスイD」を発売。89年にはクリンスイとして初の蛇口直結型清水器「クリンスイプチ」が爆発的にヒット、以降ラインアップを次々と拡充してきました。
1デザインにこだわった製品をお届けしてきたクリンスイは、国内のデザイン賞のみならず2018年〜2020年に3年連続で世界最大級のデザイン賞「Red Dot Award」を受賞。2018年は日本の伝統を取り入れたクラフトマンたちと取り組むプロジェクト「Cleansui Knows Japanese Crafts」の第一弾・信楽焼浄水器「クリンスイJP100-C」がプロダクトデザイン部門で、翌2019年はグラフィックデザイナー佐藤卓氏と2009年にプロデュースした「Cleansui」のCI計画がブランド&コミュニケーションデザイン部門で、そして2020年はプロダクトデザイナー柴田文江氏がデザインした蛇口直結型浄水器「クリンスイCSP901」が再びプロダクトデザイン部門で受賞しました。
数ある浄水器からクリンスイが選ばれる理由はいくつもあります。まず、中空糸膜フィルターが入ったクリンスイの高性能な浄水器ならJIS S 3201 家庭用浄水器試験方法に定められた除去対象17物質と、浄水器協会で定められた除去対象2物質をしっかり除去、しかも水道水に含まれる豊富なミネラルはそのまま残します。次に、使いやすく洗練された製品デザイン。そして蛇口直結型なら浄水カートリッジ1本で2リットルのペットボトル450本分の浄水ができる経済性。最後に、メーカー直販ならではの定期配送やコールセンターなど充実したアフターサポートで、気軽に安心してお使いいただけます。