2023.07.05

菓子研究家・福田里香さんと
料理家・渡辺有子さんによる、
「クリンスイ 水喫茶室 #3」開催決定!

photo / Norio Kidera
text / Hitomi Takano
edit / Akio Mitomi

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水が主役の「フローズン水ゼリー」と水が素材を生かす「冷製スープ」。

菓子研究家の福田里香さんを招いて開催している「クリンスイ 水喫茶室」の第3回が、7月21日・22日の2日間、東京・千駄ヶ谷で開催されることが決まった。今回は、クリンスイのジャーナル記事でも季節の素材を使ったレシピを紹介している料理家・渡辺有子さんも参加。水のおいしさを存分に味わえるメニューを用意することになった。

イベントに先駆けて、お2人に互いのメニューを試食してもらうことに。まず渡辺さんが用意したのは、トウモロコシの冷製スープ。これは以前クリンスイのジャーナル記事でも紹介したメニューだ。

「記事を読んで気になっていたんです。トウモロコシと水と塩だけで、どんな味わいに仕上がるんだろうって」と、福田さんも楽しみにしていたという。

包丁で鍋の中に削ぎ落としたトウモロコシの粒と芯、そこにクリンスイの浄水と粗塩を加えて作る渡辺さんのスープ。

「お水も調味料のひとつ。水で素材の味やうまみを引き出すような調理法を心がけています」。そう話す渡辺さんのレシピは、とてもシンプルだからこそお水のおいしさが何より大切だと話してくれた。

試食した福田さんも、想像以上にトウモロコシのやさしい甘さが引き出されたスープに感激した様子。

「まるでトウモロコシを飲んでいるような感覚。芯も一緒に煮たおかげか出汁が効いていておいしい。夏の暑さで『何も入らない』という時でも、これならいただけそう。すごく元気が出ますね!」

次は、福田さんが作る水ゼリーを渡辺さんに試食してもらう。1回目の「クリンスイ 水喫茶室」で提供した水ゼリーを、3回目では凍らせてから味わってもらうという。フルーツソースは旬の果物を使用。試食用にはアンズとプラムが用意された。

「1回目のイベントで多めに作っておいた水ゼリーが偶然、冷蔵庫の中で半分凍っていたんです。イベント終了後に食べてみたらすごくおいしくて。暑い夏には凍らせてもおいしいのではと、今回提案しました。食べる少し前に冷凍庫から出しておいて、半解凍くらいでいただくのがおすすめです」

「思ったよりつるんとしていて、シャリシャリもしていて、これは暑い時期に嬉しいですね。年々暑さが厳しくなる夏、さっぱりとしたものが食べたくなるのでぴったりです」と渡辺さん。

甘さ控えめに仕上げたフルーツソースに、ぎゅっと搾ったレモンの酸味をプラスすると、より爽やかな味わいにしてくれるのだそう。

水が主役の水ゼリーと、水が素材のおいしさを引き出すトウモロコシの冷製スープ。それぞれに違うアプローチで水のおいしさを味わえる贅沢な体験。水のおもしろさと奥深さを、ぜひ「クリンスイ 水喫茶室」で味わってみてほしい。

「クリンスイ水喫茶室#3」応募方法

・開催日/2023 年 7 月22 日(土)
第1部10:00 〜、第2 部 12:00 〜、第3 部14:30 〜、第4 部 16:30 〜(各回8 名・1時間程度)

・開催場所/FOOD FOR THOUGHT LAB
東京都渋谷区千駄ヶ谷5-3-16 ライオンズマンション千駄ヶ谷103

・参加費/1名2,500 円(税込)
・参加申込方法/Peatix:https://cleansui-mizukissa-3.peatix.com *「クリンスイ水喫茶室#3」の情報は、クリンスイ公式インスタグラム(@cleansui_knows)にてご確認ください。

最新情報はクリンスイ水の編集部Instagramアカウントで @cleansui_knows


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ふくだりか

菓子研究家。福岡県生まれ。食にまつわるモノ・コトのディレクションを手掛ける。コンセプトを深く鋭く考察した唯一無二のレシピで人気に。雑誌『装苑』の長期連載コラムは23年目、『民芸お菓子』『R先生のおやつ』『新しいサラダ』『いちじく好きのためのレシピ』など著書多数。Instagramアカウントは@riccafukuda

わたなべゆうこ

料理家。素材の味わいを引き出すやさしい料理と、センスよくすっきりした暮らしぶりが人気。『渡辺有子の家庭料理』など著書多数。また食にまつわるショップ『FOOD FOR THOUGHT』を都内に3店舗展開、作家の器やオリジナル商品など自身が使いたいものをセレクトして扱う。https://foodforthoughttokyo.com

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