
教えて水博士! #55
PFOS・PFOAが水質基準項目に。安全性はどう変わるの?
illustration / Ayako Kubo
edit & text / Akio Mitomi
Q. PFOS・PFOAが水質基準項目に。暮らしはどう変わるの?
A. 令和8年(2026年)4月1日から、水道法の「水質基準項目」にPFOS(ピーフォス)とPFOA(ピーフォア)が新しく追加されました。PFOS・PFOAとはPFAS(ピーファス・有機フッ素化合物)の一種で、撥水剤、泡消火薬剤などに幅広く使われてきました。しかし環境中で分解されにくく、体内に蓄積しやすい性質があるため、世界的に管理が強化されている物質です。これまで「要検討項目」として知見の集積が進められてきましたが、今回の改正により法的義務を伴う「水質基準項目」へと格上げされました。
これによって水道事業者は、基準値を守るために原則3か月に1回という頻度で定期的な水質検査を行う義務が生じ、水質管理をより厳格化。法律に基づいた継続的な監視が行われるため、万が一基準を超えそうな場合でも、水道事業者による迅速な対策、安全性の向上が期待できるようになりました。より一層の安全性を求めたい場合は、活性炭などを使用した浄水器が、PFOS・PFOAを効率的に除去できることが確認されています*。
*「クリンスイ浄水カートリッジにおける、PFOSおよび PFOA除去試験結果のお知らせ」
https://cleansui.com/info/6303.html
参考記事
最新情報はクリンスイ水の編集部Instagramアカウントで @cleansui_knows

みずはかせ
1997年より三菱ケミカル愛知研究所でクリンスイ製品の開発・評価・研究開発に携わる。フォークリフト運転免許と華道正教授の免許を持つ。


