2024.07.17

教えて水博士! #44
水道法改正の理由とは?

illustration / Ayako Kubo
edit & text / Akio Mitomi

Q. 水道法改正の理由とは?

A. 人口減少に伴う水の需要の減少、水道施設の老朽化、深刻化する人材不足などの課題に対応し、水道の基盤強化を図るため、改正された水道法が2019年に施行されました。

水道法の改正について詳しくはこちらの厚生労働省ホームページをご覧ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/topics/bukyoku/kenkou/suido/suishitsu/index_00001.html

Q. 水道管の老朽化による赤さびは浄水できるの?

A. 水道管は法定耐用年数が40年ですが、高度経済成長期に整備された施設の更新が進んでいないため、経年(老朽)化率は15%以上で、ますます上昇すると見込まれています。地方自治体などの水道事業者が、国内企業・外資系企業を問わず水道事業を民間事業者に運営させる「コンセッション方式」で、国や自治体の関与を強化する内容となっており、これにより水質や災害・事故などへの対応を従来通り維持できるとしています。そんな中、クリンスイの浄水器は中空糸膜フィルターで、赤さびや雑菌などを除去できる性能を提供しています。

赤さび ろ過実験

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みずはかせ

1997年より三菱ケミカル愛知研究所でクリンスイ製品の開発・評価・研究開発に携わる。フォークリフト運転免許と華道正教授の免許を持つ。

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