オートミールを食べてみたものの、あまりおいしいと感じなかった方も多いのではないでしょうか。
オートミールにはさまざまな種類や調理のコツがあります。調理方法や種類を工夫すると、おいしく食べられるかもしれません。簡単なレシピや調理のコツを知り、オートミールを生活に取り入れてみませんか。
簡単でおいしい!オートミールで作るレシピ
オートミールで作るレシピは、実はたくさんの種類があります。ここからはオートミールの簡単でおいしい作り方を紹介するので、まずはこれらのレシピから作ってみてください。
なお、レシピはすべて1人分の量です。
野菜ジュースでお手軽に「リゾット」
電子レンジで簡単に作れる、オートミールと市販の野菜ジュースを使ったリゾットのレシピです。
米化したオートミールで「おにぎり」
オートミールに水を加えて加熱し、ご飯のような食感にするレシピです。
材料:
- ロールドオーツ 30g
- 水 50ml
2つの材料をまとめて耐熱容器に加え、軽く混ぜます。ラップをかけずに、600wの電子レンジで1分〜1分半加熱したら出来上がりです。
お好みの具材を混ぜ込んだり、中に入れたりしておにぎりに仕上げましょう。お米と同じようにしっかりとした質感があるため、チャーハンや手巻き寿司、丼物といったアレンジも可能です。
オートミールの新しい食べ方「ポリッジ」
材料:
- スティールカットオーツ 40g
- 水 90ml
- フルーツやナッツ、はちみつなどお好みのトッピング 適量
事前に、スティールカットオーツと水を保存容器に入れ、一晩浸水させておきます。翌日、鍋に移して、塩少々とともに適宜水をさしながら、10分ほど煮込みましょう。
シンプルな味わいなので、トッピングをのせるのがおすすめ。梅干しや昆布をのせて和風にアレンジしても、おいしく食べられます。
このレシピで使うスティールカットオーツは、プチプチした食感が特徴です。一晩浸水させるなど作るのに少し手間が掛かりますが、その分食感が良く、おいしく仕上がります。
なぜオートミールがおいしく作れないの?
オートミールを使ったレシピを紹介してきましたが、実際に作ってみるとおいしくできない方もいるでしょう。ここでは、オートミールがうまく作れない理由を解説します。
オートミールの種類が料理に合っていないから
オートミールには、いくつかの種類があります。どれも同じに見えるかもしれませんが、比べてみると粒の形やサイズ、歯ざわりはさまざまです。
作りたい料理とオートミールの種類が合っていなければ、おいしく作れない可能性があります。
調理方法や味付けを工夫していないから
オートミールには独特の風味があり、そのまま食べるとその味を強く感じることがあります。米化する、しっかり味付けするなど、調理方法を工夫しましょう。
味付けのバリエーションが少ないと、オートミールの味に飽きてしまう可能性もあります。さまざまな味付けやトッピングを試して、アレンジを楽しんでみてください。
食感が残ってしまっているから
調理してもおいしく作れない場合は、オートミールの固い食感が残っているかもしれません。
オートミールはシリアルとは異なり、そのまま食べてもおいしくないタイプもあります。また、そのまま食べられる種類であっても、固めの食感は残ります。オートミールの量は多すぎないか、浸水や加熱などの時間は適切か、もう一度確認しましょう。
オートミールをおいしく作る3つのコツ
次は、オートミールを上手に作るコツを紹介します。
作りたいものに合わせたオートミールを選ぶ
オートミールには主に、以下の4種類があります。
- ロールドオーツ
- クイックオーツ
- インスタントオーツ
- スティールカットオーツ
それぞれ、適した調理方法やおすすめの料理が異なります。オートミールを購入する前によく確認し、作りたい料理に合った種類を選んでください。
分量をきちんと量る
おいしく仕上げるためには、オートミールと水の分量をきちんと計量することが重要です。
計量せずに目分量で作った場合、うまく米化できない、固い食感が残ってしまうなど失敗してしまうおそれがあります。オートミールと水、どちらも正確に計量して、正しい手順で作りましょう。
水にこだわる
オートミールは食感や美味しさ、食べやすさもさまざまですが、全てに共通しているのは「水の大切さ」です。
オートミールもお米と同じく、浸水させることで甘みのあるおいしさと食感が引き出されます。水が芯まで浸透すると、オートミールの独特の香りもほとんど感じなくなるため、風味が苦手な方でも食べやすくなるのです。また、今までのオートミールでは感じにくかった、粒感も体感できるでしょう。
水にも多くの種類がありますが、おすすめは浄水を使うことです。
オートミールにぴったり!おいしい水ができる浄水器
おいしいオートミールを作るために、水にこだわってみませんか。オートミールで料理を作るために、持っておきたい浄水器を紹介します。
オートミールのおいしさも引き出す「お米をおいしくするための水 JP407-R
浸水させたオートミールを使うレシピでは、最初に吸収させる水が仕上がりを決めます。「お米をおいしくするための水 JP407-R」は、多くの不純物を取り除ける、専用のフィルターを浄水カートリッジに搭載。浄水された水はオートミールの[シヒ1] 粒の奥まで入り込めるため、ふっくらとした仕上がりになります。
オートミールを普段の食卓に取り入れたい方、より食感や味わいを重視したい方は、ぜひ試してみてください。
普段使いにちょうどいい「クリンスイCP405」
「クリンスイCP405」は、水を入れておくだけで浄水してくれるポット型の浄水器です。
冷蔵庫のドアポケットに収納しやすいサイズ感ながら、ろ過容量1.4L。水がたっぷり入るので、料理にも浄水をたくさん使えます。ポット型なら家族が集う食卓に置いておけて、忙しい朝にも便利です。
一人暮らしにぴったり「クリンスイCP012」
「クリンスイCP012」は先ほど紹介したCP405と同じくポット型ですが、よりスリムなタイプ。ろ過容量0.9Lと使いやすいサイズで、一人暮らしや夫婦だけなど少人数の世帯におすすめです。
ふたを外さず片手で給水・注水できるため、水を使ったらすぐに給水可能。浄水カートリッジの交換時期が把握しやすい、カレンダーダイヤルが付いているのもポイントです。
https://www.cleansui.com/shop/g/gCP012-WT/
計量機能付きの蛇口直結型「クリンスイCSP901」
オートミールをよく調理する方や、毎日おいしい水を飲みたい方には、蛇口直結型の浄水器がおすすめです。
中でも「クリンスイCSP901」は、大型の液晶画面が付いているのが特徴。画面にはろ過水量が映し出され、料理に使う水の計量にも便利です。浄水性能が高いため、水にこだわりたい方には特におすすめします。
オートミールをおいしく作るなら水にもこだわろう
オートミールをおいしく作るには、作りたい料理に合わせてオートミールの種類を選ぶことや、正確に計量すること、味付けを工夫することが大切です。
よりおいしく作るなら、使う水にも注目しましょう。ポリッジのようにオートミールを浸水させて作るものは、水の味わいも仕上がりを左右します。おいしい水が作れる浄水器とともに、食卓にオートミール料理を取り入れてみてはいかがでしょうか。
西島豊造(にしじまとよぞう)
1962年東京生まれ。北里大学獣医畜産学部畜産土木工学科卒業後、北海道で農業土木コンサルタントに。1988年より家業の米店「スズノブ」代表。2004年、五ツ星お米マイスターに認定。米に関する膨大な知識を生かし、独自プロジェクト「Suzunobu Project Rice」を立ち上げ、産地の特徴を生かした地域ブランド米作りや地域活性化に携わる。2016年、和食のためのクリンスイ JP407-R(お米用)の開発に協力、監修。