2023.03.08

モデル・カイノユウさんに聞く
おいしいお茶の楽しみ方。 前編

photo / Norio Kidera
edit & text / Akio Mitomi

普段着で「飲み茶」を楽しむライフスタイル。

「朝起きたら、白湯を飲むのが習慣です」

モデルのカイノユウさんは、もともとクリンスイの蛇口直結型浄水器を自宅のキッチンに取り付けて、冷茶を作ったりコーヒーを淹れたり、スパイスカレーなどの料理に浄水を使っていたという。

そんなカイノさんがモデル業のかたわら立ち上げたのが、日本茶ブランド「SA THÉ SA THÉ(サテサテ)」。実は静岡の実家が代々お茶の加工問屋を営んでおり、コロナ禍の影響で茶葉の消費量が減ったことを知ったことがきっかけとなった。

「実家にいた頃はいつもお茶を飲んでいましたが、東京では冷茶しか飲んでいませんでした。原点回帰で、また温かいお茶を飲むようになりました」

今回カイノさんには1か月ほど、お茶用のクリンスイを試してもらった。

「とにかくまろやかで、雑味が一切ない。体に染み渡るような、本当にクリアなお水でびっくりしました。それでお茶を淹れた時に全然味が違って、本当に“お茶と水だけ”の関係になるんです」

昨年、富士市の茶葉産地を訪れた際に、現地の水で淹れたお茶のおいしさに驚いたというカイノさん。お茶用のクリンスイで作った浄水には、水の大切さを実感したカイノさんも大満足だ。

ちなみに、カイノさんが主宰する「SA THÉ SA THÉ」というブランド名には、「彼女のお茶」という意味のフランス語と、日常茶飯事の「茶」が含まれている。

「実家では普段飲むお茶のことを『飲み茶』と言ってました。温度や蒸らす時間も大体でよく、4〜5煎目の薄くなったお茶も好きですね」

日常のお茶は、来客用に出すお茶とは無意識に区別して「飲み茶」と呼ぶカイノさん。普段の生活にお茶を飲む習慣が根付いているからこそ、水のおいしさには人一倍敏感だ。

後編では、カイノさん流の冷茶の楽しみ方を教えてもらいます。

クリンスイの浄水で淹れる日本茶

  1. 1 お茶のためのクリンスイで作った浄水を沸かし、カップに入れる。
  2. 1人分約5gの茶葉をポットに入れる。
  3. カップの中の湯が70℃程度まで冷めたらポットに注ぐ。2煎目以降は熱湯で淹れる。
  4. 約1分半で茶葉が開いたら飲み頃。最後の1滴までカップに注ぎ、茶葉が蒸れないようポットの蓋を少し開けておく。

後編はこちら

モデル・カイノユウさんに聞くおいしいお茶の楽しみ方。 後編

モデルのカイノユウさんに熱いお茶の淹れ方を教えてもらった前編に続き、今回は冷茶の楽しみ方を紹介してもらう。

大学進学で東京生活が始まってからは、お茶の袋や、加工問屋を営む実家から送られてくる冷茶用のティーバッグで、冷茶を飲むことが日常の一部になったカイノさん。

2023.04.26

KAINO Yu

モデル。静岡県生まれ。日本茶ブランド「SA THÉ SA THÉ」を主宰、お茶の魅力を広めるため活動中。陶器ブランド「ONE KILN」とのコラボレーションでオリジナルの茶器も制作。
Instagramアカウントは@kainoyu
SA THÉ SA THÉ https://shop.sathesathe.com

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