2022.09.29

トータルビューティサロン「uka」で、
水と美容の関係を考える。

photo / Norio Kidera
text / Hitomi Takano
edit / Akio Mitomi

水ひとつ変えるだけで、髪も肌も、地球も美しくなる。

ヘア、ネイル、ヘッドスパ、アイラッシュ、フェイシャルエステのトータルビューティが叶う場所として、2021年4月に全面リニューアルした「uka(ウカ)東京ミッドタウン 六本木」。店内には、水道直結型浄水ウォーターサーバー「クリンスイウォーター」が設置され、お客さまやスタッフが自由に利用できるようになっている。

サービスとしてドリンクを提供するサロンが多い中、お客さまが自分で水を汲むというシステムを導入したのには、理由があった。

「以前はペットボトルの水を提供していましたが、消費本数が、全店舗でなんとひと月に約6,000本。ウォーターサーバーを設置して、マイボトル制に切り替えることで、環境負荷を減らそうという目的がありました」

そう話すのは、マネージャーの村上大樹さん。せっかくなら、安全でおいしい水を提供したいと「クリンスイウォーター」の設置を決めたという。

原料の約30%に植物由来のバイオマスを使用したオリジナルボトル「uka ミズボトル」(330mℓ)330円

一日中忙しく動き回るサロンスタッフ。大きく重たいボトルの交換も不要なので、スタッフの手間にならず、使いやすいと好評だ。お客さまだけでなく、スタッフもマイボトルを持参して利用しているのだそう。

ここでは「クリンスイウォーター」だけでなく、リニューアルを機にシャンプーなどの施術すべてにクリンスイの軟水を使用している。それは、「水をたくさん使う仕事だからこそ、水の質にはこだわりたい。水ひとつ変えるだけで、髪も肌も変わる」と考えているから。

ヘア、ネイル、エステなどすべての施術を受けることができる個室も完備。大きな窓から、優しく光が差し込む気持ちの良い空間。

海外の硬水で洗うと髪がバサバサになったという話はよく聞くが、健康な髪や肌を整えるには、やはり軟水が適しているようだ。それだけでなく、軟水を使うと汚れ落ちや泡立ちも良くなり、シャンプーの使用量も減る。水にこだわることは、髪や肌の美しさだけでなく、結果的に地球の美しさにも繋がっていくのだという。

サロンには、有機野菜を使用したヴィーガンメニューやビューティージュースなどを提供する「ukafe(ウカフェ)」も併設。緑に囲まれた広々としたテラスで、お腹を満たすこともできる。テラスでは、ビーツやネギ、ミント、バジルなどのハーブや野菜も栽培。毎朝の水やりにもクリンスイの浄水を使っているそうだ。

「クリンスイウォーター」設置から、約1年半。最初は、ペットボトルの提供廃止をネガティブに受け取る方もいたというが、スタッフの繰り返しの声かけの甲斐あって、設置当初に比べてマイボトルを持参するお客さまもかなり増えている。もともとオリジナルプロダクトや施術で使用する製品は、天然由来成分にこだわっている「uka」。そのほかにもさまざまにサステイナブルな取り組みを続けている。 美しくなるためにサロンに通うことで、間接的に環境問題の解決に貢献できる。この場所を起点に、スタッフだけでなく、お客さま1人ひとりの環境に対する意識や水の大切さが広がっていくことを期待したい。

uka 東京ミッドタウン 六本木

東京都港区赤坂 9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア2F
TEL 03 5413 7236
https://uka.co.jp/salons/midtown

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